日本小児科学会で提言を出された某先生は、「実際にそ ういう患者さん(子ども)をたくさん見てきたんです。 それを嘘だとういうのですか?」とおっしゃるそうです 。

確かにそのお子さんはそうだったかもしれないけれど、 だから子どもが全員そうだ、というのは理論が飛躍して いるのでは?

特殊な事例と一般的な事例をわけて議論しないと、混乱 を招くと思いますが、いかがでしょう?


Gravatar MariMariさん、コメントと情報提供ありがとうございま す。

もしそのような発言があったとしたら、科学者のものと しては不適切でしょう。それに基づいて治療法を提案し たり、公的な施策に結びつけることは乱暴です。

しかし一方でそうした臨床家としての直感には、完全に 無視できないところもあります。僕自身もTVの視聴が自 閉症を引き起こすとは全く考えていませんが、長時間の TV視聴、ないしはそうした状況を許容する養育者による 、ネグレクトとも言える不適切な対応が、一見、自閉症 と見まがうような症状の誘因になることはありうると考 えています(これについてはいずれエントリとしてまと めたいと思っていますが)。

いずれにせよ現時点で、科学的根拠にもとづいて提言を することは困難だと思われます。我々にできることは科 学的検証をすすめつつ、一方で直感を完全に無視するこ とのない、過渡的な対応をすることではないでしょうか 。


Gravatar お返事ありがとうございます。

目の前の子どもから、日々情報を得ている臨床現場の方 々は、研究の場にいる方々とは違った視点をお持ちです よね。「最前線」にいるわけですから、ご指摘のような "カン"というものはきっとあると思います。

話が少々脱線しますが、佐世保の女児殺害事件がおきた とき、「小学生がチャットなんかしてるからだ」と子ど ものインターネット利用を規制すべきだ発言が出ました 。

チャットと事件の因果関係を科学的に検証することは困 難でしょうが、「怪しいものは規制せよ」ではない対応 をどうしたら検討していけるのか、大きな課題を突きつ けられているような気がしてなりません。


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