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>フランス語、イタリア語、英語、ドイツ語を自在に繰る上品な紳士

スイスの方はインテリやエリートは独仏英語を操ることが多いと思いますけど、一般の人はやはり英語止まりで、スイス人から独語スイス人と仏語スイス人は英語で話すことが多いと聞いたことがあります。チューリッヒやベルンの街で仏語を使ってみるとよく通じるものの、返事は英語で返ってくることが多かったです。

チューリッヒの美術館のカフェでは、仏語客を前にしたお姉ちゃんが「仏語出来る人いません」と訊いて、客の一人が早速独仏の通訳やっててスイスだなぁなんて面白く思いました。

それで思い出しましたが、教皇ベネディクト16世ことラッツィンガー教授が初めて先週末から仏を訪れ、英独仏伊語ペラペラとは聞いてましたが、仏語も語彙選択・発音とも実に見事・流麗なものでした。穏やかな人間味が受けて詰め掛けた若者から大歓呼で迎えられ、「がちがちの保守、いかつい学者」のイメージを修正して仏カトリック信者の堅固な共感を得ることに成功したと評されています。

離婚・再婚に関する発言はやはり現代西欧社会の現実から乖離しており、日曜ミサや教会の公式倫理などには関心を示さず、「カトリック世界背年集会」や教皇来訪などのお祭りの際に集中的に信仰心や精神的価値、カトリックの絆を確認する西欧の若いカトリックたちの態度にさらに拍車をかける結果になるのではなどと思いました。


Gravatar >Verdiano さん、

言語の習得はその人のやる気、才能もあるのでしょうが、そういう環境にないとなかなか難しいです。

教皇のフランス訪問はドイツのテレビでも大々的に報道されていました。その場に居合わせたドイツ人が二人インタビューを受けていましたが、両人とも善良そうなおばあちゃんで涙を浮かべながら感激していました。おっしゃる通り、若い人の感想が聞けなかったのはわたしも残念に思っていたのです。


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